デビュー・アルバムだが,今まで出てきたあらゆる四重奏団とは一線を画す企画で驚く。 メンバー構成でも判るとおりクラシックとラテン音楽が融合した形だ。 今まで聴いたことのないラテン音楽の作曲家のオリジナル曲が目白押しでありながら,間にトロンボーン四重奏団のメジャーなレパートリーのシュペールのソナタやドヴォルザークのスラブ舞曲が入っているところがいい。 録音はジャズの録音のように一人一人がマイクに向かってのスタジオ録音という形である。 演奏はクラシックもラテンも素晴らしいが,やはりラテンの上手さが本場だけに光る。 特にバス・トロンボーンの上手さは凄い。バストロ吹きは注目である。 |
コントラスト マーヴィン・アラヤ コントラスト ヴィニシア・メツァ Pasillo en Rondo シュペール ソナタ 作曲者不詳(ヴィニシア・メツァ編曲) 3つのメキシコの民謡 サンドゥンガ カルメン カルメラ La Llorona ペドロ・エリアス・グチエレス(ヴィニシア・メツァ編曲) アルマ ラネラ リカルド・モラ Noche Inolvidable ドヴォルザーク(ダレ・ヘディング編曲) スラブ舞曲 第8番 アレン・トーレス Fuga sobre Cana Dulce フィデル・ガンボア Guajira y Punto ヴィニシア・メツァ マンバゾ ヴィニシア・メツァ バッハの主題による変奏曲 パーカッション:フレディ・メレンデス BLACK LABEL |
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