トロンボーンのCD 題字
KIRIL RIBARSKI
A DREAM FOR TWO 二人の夢 「二人のための夢」と言う題で,何が言いたいのかと思って良く見たら,伴奏ピアニストは奥さん。
 マケドニアのトロンボーン奏者と言うことで一般的には馴染みはないが,テクニックは確かである。
ただし近年のトロンボーンの奏者の音とは一線を画し,想像ではロシア系の小さなマウスピースに細管ながら大量の息を吹き込む音もしくは古楽器のサックバットの音に感じられる。
 曲目はほぼ全てが編曲ものの有名小品で独特の音と相まってユニークな価値を持った一品といえる。
 お勧めは,
・チャルダッシュ!
 その自在に操られた高音は凄い。
・ホラ スタッカート
 いい加減にしろ!

二人のための夢

ショパン
  ノクターン 嬰ハ長調
アルベニス
  マラゲーニャ
ラヴェル
  ハバネラ
サラサーテ
  アンダルシアのロマンス
クライスラー
  愛の悲しみ
クライスラー
  愛の歓び
クライスラー
  美しきロスマリン
モンティ
  チャルダーシュ
ドビュッシー
  月の光
ドビュッシー
  アラヴェスク
ドビュッシー
  舞曲 
ファリャ
  火祭りの踊り
マセフスキー
  二人のための夢
ディニーク
  ホラ スタッカート
リバルスキ
  リフレクション メディテーション

ピアノ:ミリカ・スペロヴィク−リバルスキ

録音:1990年 ブリュッセル EMSスタジオ

DISCOVER DICD920188