トロンボーンのCD 題字
TOKYO TORMBONE QUARTET
Brilliant 東京トロンボーン四重奏団 久しぶりのレコーディング。なんせ5年ぶり。今回のアルバムは特にコンセプトが感じられはしないが,「こんなコンサートが聴ける」と思わせてくれたので,成功ではないか?
 世界的にもトロンボーン四重奏団が結成ラッシュと思わせるほどどんどんCDが発売されているだけにその存在を改めて示した事は嬉しい限り。
 どの曲もトロンボーン四重奏のレパートリーとして今後定着していくと思われる佳曲ばかり。
 でも,アマチュアでは難しいかも。
  
ブリリアント

デュファイエ
  バッハ風に
カース
  組曲
  T.「パトリオティック・ヒム(愛国的賛歌)」
  U.「エール・ド・バレ(踊りの歌)」
  V.「スロー・ムーヴメント(ゆっくりした楽章)」
  W.「チャルダッシュ」

バッハ
  パッサカリア ハ短調 BWV.582
ドヴォルザーク

  ユモレスク
シューマン
  トロイメライ
ロイケア
  テーマとヴァリエーション(C.ニールセンのテーマより)
フィルモア
  ラッスス・トロンボーン
フィルモア
  ボーンズ・トロンボーン
ウォラー
  ジルバのワルツ
ローマン
  ポルカ「笑うトロンボーン」
ラントセル
  イン・マーラーヴィンケル
バルトーク
  組曲 Op.14(ピアノのための組曲Op.14より)

MEISTER MUSIC
MM-1077

モルト・トロンボーン 東京トロンボーン四重奏団 東京トロンボーン四重奏団の演奏会も第2夜と言った感のある今回のアルバム。
 前作「ブリリアント」同様コンサートのライブを彷彿とさせる選曲で,今までの演奏会でも何度となく取り上げてきた自信の曲目もある。
 中にはペダーソンの「スペインの水車小屋」ように狙いが今ひとつはまっていないものもあるが,前作からたったの4ヶ月でのこの完成度は,この団体の底力を見せつける出来である。
 もしかすると現在の最良の形を残そうとしているのかもしれない。
モルト・トロンボーン

ドンディーヌ
  4本のトロンボーンのための組曲
バッハ
  フーガ ト短調
ロス
  トロンボーン四重奏曲
ガーシュイン
  オール・ガーシュイン・フォー・トロンボーン・クァルテット
ペダーソン
  ピクニック・ベアー
ペダーソン
  スペインの水車小屋
バルトーク
  9つのバガテル

録音;2000年3月26〜27日 笠懸野文化ホール(群馬)


MEISTER MUSIC
MM-1089