トロンボーンのCD 題字
FOUR OF A KIND
 題名の「フォー・オブ・ア・カインド」はトランプのポーカーゲームの手の一つでキング4枚がそろったときの最強の手。トロンボーン界最強のカードを宣言したわけだ。たしかにすべてのパートが均一に揃って聴こえ、臨時編成ながらだれがどのパートか判らない素晴らしさがある。
 すべての曲に関して教科書的ともいえる最高のアンサンブルを繰り広げている。上手さが上手さだけに、さらに音楽的に練られてほしかったという贅沢な感想をもってしまう。
 昨年(1998年)来日を果たしたが、聴きに行けず悔しい思いをした。求む!再来日!!
 1990年フィラデルフィアのカーチス音楽院ホールで録音。

注:プロ・アルテ・ムジケの情報によれば,2002年以来日が決定しているという。
 是非聴きに行こう!
FOUR OF A KIND

ハイドン
  天地創造から

バッハ
  フーガ ニ短調
ベートーヴェン
  3つのエクアーレ
セロツキ
  4本のトロンボーンのための組曲
ヴェルディ
  アヴェ・マリア(歌劇「オセロ」より)
アイザック
  ア ラ バタグリア
シャイト
  カンツォーナ
ドビュッシー
  3つのシャンソン
メンデルスゾーン
  夜想曲
ウェバー
  
ドンディーヌ
  4本のトロンボーンのための組曲
アントニオ・カルロス・ジョビン
  ノー・モア・ブルース

DCD 123