更新日記です。好きなことを書いています。
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2001年 4月 4月30日 新宿に久しぶりに行って来ました。 少しずつですが,何ヶ月か行かないと,あっという間にいろいろ変わりますね。 CDショップではVirgin Megastoreが丸井の地下から別のビルへ移転していました。 ここで早速買い物。 頭に記憶されていたレコ芸の広告その他の欲しいものが目の前にあると買ってしまいますね。 その前に”餌箱”を見入ってしまったのもいけなかった。オッフェンバックのチェロ・コン(聴いたこと無いね〜),1930年代後半から40年代前半のミュンシュのラヴェル,ダットンのストコフスキー集,BBCレジェンズからストコフスキーのベト7,青少年のための管弦楽入門,シルヴェストリのマンフレッド交響曲にローマの松,ジュリーニの「悲愴」と「展覧会の絵」,メロディヤから発売のストラヴィンスキーの自作自演,ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団;ガーシュイン集(BMG),1991年アバド指揮によるニュー・イヤー・コンサート(DG),ラフマニノフのヴォカリーズ(Virgin),など。 セール中の話題のCDでは,Altusレーベルから発売になったクーベリックの来日公演から「新世界」・「未完成」・「トリスタンとイゾルデ」,楽劇「マイスタージンガー」から第1幕への前奏曲,オケコン,「ハフナー」,「ウェーバーの主題による交響的変奏」,フランクの交響曲ニ短調などもうたまりません。バーンスタインのロシア公演のライブが発売されていたためにこれも購入。試聴もしましたが最高のバーンスタインです。 さて,場所をタワー・レコーズに移して継続。 安いもので注目だったのは,AUDIOPHILEレーベルの展開する「コンセルトヘボウ・シリーズ」からゼル指揮,フルニエのチェロでR・シュトラウスの「ドン・キホーテ」どんな演奏なのか気になりますね。 Virginで購入したバーンスタインと同じシリーズから後悔するといけないので同時発売のマルケヴィチ指揮ワーグナー集。 「こんなに安くていいのかしら?」的な値段で,フランツ・コヴェンチュニー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のベートーヴェン交響曲全集とシューマン交響曲全集などがなんと3290円!なんと1枚あたり290円で発売されていたのでつい購入。 そして予定外だったのが日本独自企画のユージン・オーマンディー&フィラデルフィア管弦楽団の芸術U。魅力的な曲目が並ぶため懐かしさもあり購入。バレエ音楽「くるみ割り人形」抜粋,「ハーリ・ヤーノシュ」,「キージェ中尉」,コープランド集,シベリウス1番&カレリア組曲など。たまりませんね〜。 早速家に帰ってからコダーイ組曲「ハーリ・ヤーノシュ」を聴いてみました。 録音がBMGも認める完全なるマルチマイク録音。楽器が聴かせ所でスピーカーの前に張り出します。しかし聴かせ巧者のオーマンディーは決して嫌みになることなく音楽の核心を聴かせてくれるので安心して録音の不自然さをも楽しませてくれます。1曲聴いただけでもこの面白さ。以前聴いたことがあり知っている録音も,聴いているスピーカーの能力や環境の違いから新たな発見もあって楽しめそうです。 そのほかにはDGの一押し指揮者による録音を購入しましたが,これはそのうち「今月のおすすめ」の方で。 4月16日 あっという間に4月も半ば。 職場付近では春真っ盛りで新緑の中に山桜が咲き乱れる様が見事です。 さて,ここのところひとしきりペダーソンの名盤「All My Friends Are Trombone Players」の話が出ましたのでそのうち知っている方から詳しい情報を教えていただこうと思っています。ちょっとだけご期待ください。 ここのところNHKの「月曜ドラマシリーズ」にはまってきつつあります。 月曜9時のこの枠には言わずとしれたフジテレビの月9が有るわけですが,ひそかにNHKはある種のトーンを持ったドラマを展開しています。前回のドラマ家族模様「バブル」(その名の通りバブルの時代の金融機関を舞台にした人間模様を描くドラマである。)もなかなかなものでしたが今回のクールも見せるドラマです。 タイトルは「ある日嵐のように」 中井貴一と佐藤浩市のダブルキャストが非常にいいのです。実力があり大人の雰囲気を持つ二人が描き分ける人物像は非常に複雑な人間関係も相まって,目が離せなません。 愛や仕事上での様々な理想と現実のギャップに葛藤しながら,やがて自身の信念の違いで裏と表に別れていく。本当にはまり役だと思うし,悪役も見事なキャスティングです。最終話まで関係し続ける脇役も夏川結衣,江守徹,岸部一徳など素晴らしい役者がそろい,各話で重要な役割を果たすゲスト的な脇役も,今回には大滝秀治が出るなど隙がありません。 宣伝の少ないNHKがここまでやっていると知っている人は少ないのではないでしょうか? 前回の「バブル」の時も話の面白さと豪華なキャストでしっかり見てしまいました。 このほか火曜日には深夜11時から「陰陽師」が主演稲垣吾郎、杉本哲太、本上まなみ、寺尾 聰などこれまた豪華で是非ご覧になってもらいたいものです。 4月 8日 すっかり春めいてきた近所では桜が満開です。 先週は一足早く春を見に行きましたが,今週は近所で楽しめます。 木蓮の花はもう盛りを過ぎましたがとても楽しめました。。 本日の録音 レオン・フライシャー(ピアノ) ジョージ・セル(指揮)クリーブランド管弦楽団 ラフマニノフ;パガニーニの主題による狂詩曲 レコード会社の壁を越えた素晴らしい企画「20世紀の偉大なピアニストたち」シリーズの中から左手の演奏しか聴いたことがなかった 左手のピアニストとして活躍中のフライシャーは元々は両手が使えたので,第一次の黄金期の録音と復帰後の左手のための作品の両方が収録されている。 両手を使用したものでは黄金期のセル指揮クリーブランド管弦楽団と「パガニーニの主題による狂詩曲」を収録している。この演奏はセルらしい端正な演奏ながら,この時代はオーケストラ,指揮者,ソリストがともに歌を持っていることが感じられて嬉しい。有名な第18変奏で今までいい加減なムードミュージックばかり聴いていたためにフライシャーの歌い回しの見事さと同じ歌をオーケストラがフライシャー節でしかもセルの意志も入った形で展開してくるところにしびれた。 左手ではラヴェルの「左手のための協奏曲」が収録されている。元々フライシャーを知ったのがこの曲だったので期待して聴いたが,期待に違わぬすばらしさで満足である。 4月 7日 本日の録音 シャルル・ミュンシュ(指揮)フランス国立管弦楽団, フランク;交響曲ニ短調(AUVIDIS VALOIS) ミュンシュはスタジオでも熱いがライブでは音楽が吹き荒れるまさに嵐的な演奏をするのでこのもとネタがDISQUES MONTAIGNEの再発ではあるが,未聴なため期待して聴いた。 期待に違わぬすさまじさがあるが,オーケストラもミュンシュを知り尽くしているため決して分解せず,手足となって音楽を形作り循環形式の元祖といわれるこの曲を一筆書きのごとく一気に描ききる様は見事の一言。 これで音が痩せてギスギスしたところさえなければ本当に素晴らしいと思う。 ルドルフ・ケンペ(指揮)チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 レスピーギ;交響詩「ローマの松」 ケンペは先日限定発売のブルックナー;交響曲第8番があまりにも素晴らしい演奏だったため何か他に買ってなかったかなと思い未聴のCDを探してみた。偶然餌箱で安かったので買っておいたチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の100周年記念CDにケンペの「ローマの松」が入っていたので聴いてみた。 ラジオ放送音源であるので特有の音だが,スタジオ録音ばかり聴いている耳にはバランスに一部問題を感じる。 どこまでもコントロールの行き届いた演奏だが,録音が気になって今ひとつと思えた。 私は一回聴いただけでは解らない演奏も多い。 また別の機会に聴いてみようと思う。 4月 1日 私はソメイヨシノも好きなのですが,シダレザクラも大好きなのでその両方を楽しみに筑波の農林団地のソメイヨシノが道の両側を2kmの幅で咲き誇る素晴らしい名所と,龍ヶ崎市の県指定天然記念物「竜ヶ崎のシダレザクラ」を見に行ってきました。 せっかくだから写真でもと思い,簡単なデジカメが電気屋で売っていたのを思い出して購入して持っていきました。ところがこのデジカメあまりにも画質が悪い(T_T) 。こんなに悪いと何にも使えないぞ。 下がその画像 2万円出せば131万画素のデジカメが買えるので安物買いの銭失いを地でいったしまいましたとさ(T_T) |