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2002年11月
11月25日
11月18日 今日は33年ぶりのしし座流星群最後の年ですねぇ・・・。 明け方東の空だそうで,非常に楽しみです。 NHKの午後11時台のドラマは「精霊流し」ですが,いいドラマですね。 なんと今回は渋谷の百軒店飲食街にある喫茶「ライオン」が撮影場所に使用されていました。 現在ではほとんど無い「名曲喫茶」で,1階から2階への吹き抜けに大きなスピーカーがあり,椅子はすべてスピーカーの方向に向いています。なお,2階席は午後からしか開放されていません。学生時代にはCDを購入して,3時以降のリクエスト時間にかけてもらったこともありました。 もし機会があったら是非訪れてみてください。なお,お話はできないことはありませんが,曲を聴くための喫茶店ですので,ドラマのように大声を出すのはご遠慮ください。 11月16日 ドラマの主題歌でなくとも十分通用する素晴らしいラブ・バラード。 ここのところCDシングルはほとんど買っていなかったのですが,これだけは欲しくなりました。 前作はNHKの「みんなのうた」で歌っていた「大きな古時計」でびっくりさせられましたが,平井堅ならやはりこのようなバラードが似合います。 ドラマで流れた感じも良かったのですが,ラジオやテレビで耳にする一番いい部分が,耳から離れなくなってしまいました。 購入してすぐに家に帰り,早速CDプレーヤーにセットすると,バラードの出だしにしては少々派手目なびっくりする音が入っていましたが,後は聴き覚えのある美しいバラード調に変わりました。 聴き進めるうちにアレンジの感じが「どこかで聴いたことあるなぁ??」と思うようになりました。すぐに頭に浮かんだ曲はMISIAのEverythingであり,9月の「更新日記」で紹介した中島美嘉のWILLです。そこでブックレットをひっくり返すと,アレンジは富田恵一となっていました。上記の2曲もCDで購入していたため,こちらも見てみるとなんと同じ! 「これは大発見だ」と喜んでいたのですが,このシングルの特典であるConnectedDを楽しむために平井堅の公式サイトへ行ったところ,New Releaseのページにしっかりそのことも出ていました。ちょっと残念(笑)。 基本的に富田さんのアレンジは好きなのですが,少し音が多すぎるときがあると思われます。美しい冬に似合う(と私が勝手に思っている(^^; )バラードを実力派のシンガーが歌う場合,欲しいのはシンガーの声そのものだと考えますが,あレンジャーは盛り上げるためにより多くの音を使いたいのでしょう。MISIAのEverythingのときも,プロモーションビデオの時には手前の邪魔なギターがいなかったのにシングル化したときに入ってきたりしました。もう少しすっきりと整理されて欲しい気がします。 少し否定的なことも書きましたが,いいバラードですし,アレンジも私のようにひねくれていなければ十分美しい聴かせる内容です。しばらく聴き続けることになりそうです。 長らくリンク切れを起こしていた「くらしっく迷演集」の「唸り声も音楽!?」が見られるようになりました。 ラベルの付け方を忘れていたのが原因ですが,試行錯誤の上やっと出来ました。興味のある方はご覧ください。 11月13日 今日は大子町一円を調査で回っていました。 近年になく紅葉が美しいようです。 (画像をクリックすると大きな画像(1600×1200)になります。) 今週末が最高潮と思われますが,道路も非常に混雑するので,いらっしゃる方は十分検討してからにしましょう(笑) 写真ではほんの一部しか伝わらないのが残念です。 11月10日 5万人を超えました。 99年1月下旬からですから2年10ヶ月ほどで達成したことになります。 今のインターネット人口からすると少ないほうですが,ここを定期的に訪れてくれる数少ないファンの方有難うございます。 m(_ _)m 明日は5時起きで千葉県へ出張なので(T_T),今日は何とか11時に寝る予定です。 11月7日 11月3日の代休で一日休みでしたが,今まで愛用してきたシェーバーが不調になったので,思い切って購入しました。 使用する前からなんですが,「今月のおすすめに」載せました。 今月のおすすめが月の前半で掲載されるのは本当に久々です(笑)。 3日連続でBBCレジェンド・シリーズですが,今日はコンスタンチン・シルヴェストリ指揮ボーマンス交響楽団の1枚。 シルヴェストリは知る人ぞ知るルーマニアの名指揮者ですが,私は今のところ彼に感動したことがありません。 なぜ購入したかと言えば,マンフレッド交響曲が収録されているからです。チャイコフスキーの交響曲で,4番と5番の間に位置し,作品としては今一歩ですが,チャイコフスキー好きには聴き逃せない作品です。 また,クラシックを聴く上で往々にしてあることですが,いつ私がシルヴェストリに開眼するかわからないからという,未来への投資でもあるのです。 世評は高くとも今までなんとも思っていなかった指揮者にたいして,ある日突然その指揮者の良さが理解できる日が来ることがあります。 今までも何人かの指揮者でそういう時がありました。まったく突然素晴らしい指揮者になるのです。この感動を味わった後はその指揮者の演奏をすべて聴いてみたくなります。シルヴェストリについてもそう日が来るのでしょうか? 11月4日 文化の日の振り替え休日のおかげで,久しぶりにゆっくりできたので,昨日書いたバルビローリ指揮,ハレ管弦楽団のマーラー交響曲第3番(1969年5月3日,フリー・トレード・ホール)を聴くことにしました。 約1時間30分の大曲なので,聴く気がないと聴けないのです(当たり前のようですがなかなかこれが難しい)。 さすがBBC,とても33年前の演奏とは思えません。録音技術の高さと,リマスタリング技術者のセンスに脱帽です。 歴史的録音のCD化に関しては,収録時の技術と,テープの保存技術,そしてリマスタリングの考え方の3つが揃わなければ音楽に関心がたどり着く前に気分がそがれてしまいます。過去にも名演として語られていた録音が,正規盤として世に出た際に,音楽を無視したリマスタリングが施されてしまったがために,心待ちにしていた多くのファンをがっかりさせてしまったものが数多くありました。そんな時,多くのファンは「できるならこの手でマスター・テープからCD化したい。」と思うことも多かったはずです。 しかし,このシリーズに関しては,音楽に向き合うことのできる素晴らしい音になっていることは冒頭でも書きました。また,ファンにはたまらない貴重な音源が収録されたボーナスCD付きなのも見逃せません。今回はバルビローリが自信の半生について語ったインタビューが収録されています。 肝心の演奏は,バルビローリの手足となったハレ管が熱のこもった名演を繰り広げていますが,現代の最新録音に比べるとオーケストラの技術面で少々聴きおとりがします。このコンビでのマーラーは定評があり,特にEMIで録音されている6番や9番が名演であるだけに期待が大きすぎたのかもしれません。 11月3日 なんとなくこれは良さそうだと思って購入しながら,気分が乗らずになかなか聴くことができないCDはありませんか? 私のCD棚には,雑誌やインターネットで評判が良かったり,CDショップに行ってパッケージで惹かれたり,宣伝文句が扇情的だったりすると,つい購入してしまったCDたちが結構あります。 大音量で再生することによって初めて真価がわかる大管弦楽作品は,時間帯と気分が揃わないとなかなかプイレーヤーにかける気にならないものです。 今日は毎年植物園で行われているグリーンフェスティバルの仕事が早く終わり,3時30分ころに家に帰ることができたので,何か聴こうと思い立ちました。 時間的には5時位までなら大きな音で聴けるので(自分で決めている制限です(^^; ),買ったまま聴かないでとってあるものが多いBBCレジェンズシリーズを選択しました。 最初は5時まで約1時間30分あることから,バルビローリのマーラー交響曲第3番を聴こうと思いましたが,マーラーはまた聴く気になるだろうと思い,曲自体も一度も聴いたことのないムラヴィンスキーのショスタコーヴィチ交響曲第8番を聴くことにしました。 一度第4楽章の厳しい音楽を,ムラヴィンスキー,コンドラシン,そして名前を忘れましたが共産圏以外の指揮者で比較している番組がありました。そのときのムラヴィンスキーの厳しい音楽に感じるものがあり,店頭で見かけて購入したわけです。 このシリーズは,イギリスはBBC放送で放送された物の中から選りすぐりの名演奏がCD化されているので,興味のある演奏家の演奏が発売されるとつい購入してしまいますし,CD店では特集を組んでスペシャル・プライスでの販売があるために,まとめ買いもしてしまいます。このCDは,間違って先に購入してあったの忘れ,2枚購入してしまいました(笑)。 演奏は,ラジオのときのイメージが強すぎたためか,肝心の部分については少し肩透かしでしたが,ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルの黄金コンビだけに素晴らしい演奏でした。 演奏の真価を知るには,もう何度か聴きなおさないと,曲そのもののイメージはつかめないと思いますが,8番を知るにはいい機会だったと思います。 | |||
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